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一番早く安く免許を取る方法は?

「一番早く安く免許を取る方法は?」という方必見! みなさんから寄せられた疑問を徹底レクチャーします。

自動車免許はどっちを取る?

質問 「教習所に通いたいけど、けっこうお金がかかるよね。通ってる間も学校やバイトがあって忙しいから、免許を取るまで何ヶ月もかかる場合があるって聞くし…。安く、早く運転免許を取る方法はないの?」

回答 「できるだけ安い料金、短い期間で取りたいなら合宿免許がおすすめ。合宿で免許を取る方法は、教習所に通う方法とは違う点がいろいろありますよ。できるだけ安い料金で取りたいなら時期が肝心。夏休み中などの混み合う時期を避けた方が、確実に早く安く取得できますよ!」

目次

合宿免許って何?

「サークルの先輩が、友達と合宿で免許を取ったっていってたなぁ」
「合宿って共同生活しなくちゃいけないの? ゴハンはどうなるの?」
などなど、詳しくは知らないという方が多いのではないでしょうか。

合宿免許とは「一定期間、教習所の指定する宿舎に泊まってスケジュールに沿った教習を集中して受ける」教習スタイルのこと。宿舎と食事を用意してもらって集中した教習を受ける、免許取得プランのひとつですよ!

一般的な通学による教習と比べて、安く・早く免許が取れると言われています。

ただし2週間程度の集中した期間が必要となるので、まとまったお休みの取れる方のみ参加が可能となります。

だいたいの目安として、普通車の合宿プランで20万~25万円ぐらいの価格帯が多いようですが(※教習所によって異なります)教習料金・宿泊代・食事代がすでに料金の中に含まれているので、一般的な通学プランに比べるとかなりお得。

通学とどう違う?

Q.1・免許取得までの期間は?

【A.1】合宿の場合

各教習所のスケジュールによって違いますが、だいたい2週間程度。
その期間は宿舎に泊まりこんで、教習を最優先にした生活を送ることとなります。そのため効率よく教習が受けられるよう、実車教習の一括予約がしてあるなど、最初からムダのないスケジュールが組まれているんですよ!「なかなか予約が取れない…」という悩みは無用です。「時間にムダがない=その分、教習が早く進む」というのは合宿の最大のメリットです。

ここで注意してもらいたいのは、教習所で提示している『最短日数○日』というのは、あくまで目安の日数ということ。教習所の立てたスケジュール通り、1時間の延長もなく、すべてスムーズに進めばこの日数で卒業できる、という予定日数なんですね。

「もう1回やり直しって言われた~」なんて時も、当然あります。何時間か延長するのはよくあることで、決して特別なことじゃないんですよ!

その場合は『最短日数』より宿泊日数が延びてしまうことになりますが、よくあることなので初めから最短日数プラス2~3日の余裕を持った日数を考えておいた方がいいでしょう。

通学の場合

免許取得まで1ヶ月~3ヶ月ぐらいの期間がかかるようです。
「できるだけ早く取ろう!」と決めて予約のキャンセル待ちをしたり、なるべく教習以外の予定を入れないようにできる人ならともかく、いろいろな予定が入ったり「都合のいいときに通おうっと♪」という感覚だと、ついつい免許取得まで期間が長くなってしまう場合も。(※教習開始から教習修了まで9ヶ月間という期限がありますのでご注意!)

できるだけ期間をつめて教習を受けた方が、運転技量の低下が少ないので効率よく免許が取れます。まめに予約を入れて、早め早めの教習時間を確保するようにしましょう。

Q.2・費用はいくらぐらいかかる?

【A.2】合宿の場合

各教習所のプランや時期によっても違いますが、宿泊代・食事代を含めて20~25万円の価格帯が多いようです。
(※食事代は、別途・実費で支払う教習所もあります。申し込みの際には要チェック!)
なお、シングルルーム、ツイン(友人と二人で1つの部屋)、相部屋(数名で1つの部屋・レギュラーとも呼びます)など宿泊の形態によって料金も変わってきますので確認してくださいね。

通学の場合

こちらも各教習所のプランや時期によって違いますが、27.5~30万円の価格帯が多いようです。

当然ですが、通学ですから宿泊代・食事代などは含まれていない価格です。そう考えると、合宿プランがお得だということがよくわかりますね。

通学はまとまった休日が不要で、自分の都合に合わせたペースで教習を進められる利点があります。

もっと詳しく!合宿免許

Q.1 どういう部屋に泊まる? 部屋にはどんな備品がついてるの?

A.1

合宿は、これが一番重要ですよね!
宿泊プランは各教習所ごとにいろいろ。教習所の敷地内に宿舎があったり、駅前のホテルに泊まってスクールバスが運行しているような形態もあります。部屋タイプは、数名で泊まる相部屋やシングル、ツインなどいくつかパターンがあり、一般的に相部屋からホテルシングルの順に料金が高くなっていきます。下の表で確認してみてくださいね。

部屋のタイプ

一人部屋をゆっくり使えるシングルルームのプランや友達と一緒にワイワイ泊まれる相部屋プランなど、都合に合わせてお好きなものを選ぶことができます。合宿所より、ホテルを利用するプランの方が料金的にはお高めになりますが、その分リッチな気分に浸れるかも!

また、ホテルではなく一般的な合宿所の相部屋の方が、シングルより料金的に安く済みます。「とにかく安く」という方は、お友達と一緒に相部屋タイプで申し込むのが一番!

「ひとりで参加だけど、料金の安い相部屋を利用したいな~」という方も相部屋の申し込みはOK。
最初は知らない同士でも、免許を取るという目的で集まった仲間たちだからすぐ仲良くなれますよ。

Q.2 合宿中、お風呂や食事は? 部屋の備品って何があるの?

A.2

「まさか外のドラム缶がお風呂だったりして…」なんて心配は無用です。一般的に宿舎にお風呂はついてますよ!

ホテルのシングルルームに宿泊するようなプランだったら個室にバス・トイレがついていますが、相部屋に宿泊するときは共同のお風呂を利用すると考えてもらえればいいと思います。 中には、温泉施設が近くにあって空き時間は利用できるという教習所もあるんですよ。

食事は、宿舎の食堂で用意されていることがほとんど。学校によっては、共同のキッチンがあって「希望者は自炊もOK」というところもあります。

部屋の備品に関しても、基本的に「生活に困らない程度には揃っている」はずですが、それぞれの宿舎・部屋の形態(シングル・ツイン・相部屋など)によっても異なります。各教習所のHPを見てみたり、直接問い合わせたり、各自で確認してみてくださいね。

Q.3 合宿って、1日中びっちり教習スケジュールがつまってるの?

A.3

そんなことはありません。
技能と学科を合わせて、1段階は1日のうち4~5時限、2段階は5~7時限です。すでに何か他の免許を持っていて学科が免除される場合は、ほとんど技能教習だけで済むので1日に2~3時限です。

教習と教習との空き時間、教習が終わった夕方以降などはフリータイム。この時間を利用して、教習所近くの海やスキー場でしっかり遊んでいる(?)教習生の方がたくさんいます。

Q.4 遠い地域の教習所で合宿すると、住民票とか手続きがめんどうじゃない?

A.4

合宿プランに参加するといっても、住民票の登録変更などは不要。
入校の手続きの際、住民票を提出していただく必要はありますが、特に登録とか変更の必要はありません。他県の教習所を卒業した場合でも、その「卒業証明書」は有効です。

合宿から帰ってきたら「ご自分の住民票に記載されている地域所轄の免許試験場」に行って、卒業証明書を提出し、学科試験を受けてくださいね。合格すれば、晴れて免許証が交付されます。遠い地域の合宿にも安心して参加してくださいね。

Q.5 やっぱり、遠くの合宿所を選ぶと交通費がかかるよね…。

A.5

交通費は教習所が負担してくれる場合があります。
全額まではいかなくとも、一部支給などが多いですね。地方の教習所が合宿の受け入れをしていることが多いので、なるべく教習生の負担を軽くするため各教習所も考慮してくれていますよ。そのおかげで、ちょっとした旅行気分も楽しめますね!

合宿で、より早く・安く免許を取るコツ

「だいたいのことは分かった。今すぐ申し込みだ!」という方にご注意です。
「今すぐ」申し込まれても、すぐに合宿に参加できるとは限りません!

参加できたとしても、もしかしたらホテルのシングルプランで、リッチ&ゴージャスな(もちろんお高い)教習生活を送ってしまうことになるかもしれません…。

希望どおりの合宿プランに参加するためには、次の『合宿申し込みのコツ・2大原則』を心に留めて申し込みをしてみましょう!

『その1・できるだけ早く申し込みせよ』

「○日からの入校で、合宿免許を取りたいんですけど~」という申し込みが殺到し始めるのは、入校日の約1ヶ月前から直前にかけてです。ですが、合宿免許は申し込みをした人全員が希望通りに入れるというものではなく、スケジュールや宿舎にも限りがあるため早いもの勝ちが現状です。

「えーと、この日まで試験があって、この日が登校日だから、絶対この日に入校しないと合宿期間が足りなくなっちゃう!」…などなど、みなさんいろいろ都合がありますよね。

入校希望日ギリギリに申し込みをすると、安くて日程の都合のいいプランはすべて埋まってしまっている可能性が非常に高いです。

「この日を逃すと、もう休みが取れないし、なんとかならないですか~」と言われてもキャンセルもなく、涙をのんでいただく方が実はとても多いんです。これは受付の窓口担当者にとっても、非常に心苦しいこと。

逆にいえば、入校日の2ヶ月前ぐらいなら、よほど混み合う時期でもない限り希望に近いプランが取れるはずですよ。 思い通りの入校日・宿泊プランを押さえるには人より早く申し込みをすること! これが鉄則です!

『その2・混み合う時期を避けよ』

免許を取る方は、どういう年代の方が多いんでしょう? …ハイ、だいたいの予想通り18~20代前半が大多数を占めています。

ということは、学生さんが多いということにもなり、学生さんのまとまった休みの期間 → 春休み・夏休みは非常に混み合います!

「じゃあ、ちょっと期間をずらしてみようかな」と時間に融通のきく方には、2~3月、7~9月以外の時期をおすすめします。この時期はまさに学生さんの休みに重なる時期なので、混み合うのは当然なんですね。

実はこのオンシーズン時は、混み合うだけでなく、料金的にもオフシーズン時(2~3月、7~9月以外の時期)に比べて7~8万円も高いんです。旅行のツアー料金もゴールデンウィークやお盆の時期に高くなるのと同様、合宿免許もオンシーズン時期はどうしても高い料金設定となります。

「合宿免許、旅行感覚で参加しちゃっていいの?」

お友達と一緒にちょっと遠出して合宿に参加するようなときは、思いっきり楽しみたいですよね! どうせなら観光名所や美味しいものも食べたいし…その気持ちはよくわかります。

でも、「空き時間に遊びすぎて、次の教習をキャンセルしちゃった」「部屋で騒ぎすぎてクレームがついた」なんてことでは困りますよね。

合宿免許の教習は集中したスケジュールを組んでいるため、身勝手なキャンセルは許されません。別途、キャンセル料金を請求されることもあります。また、部屋での過ごし方も気をつけたいところ。相部屋は特に、学科の勉強をする人や、静かに過ごしたい人もいて、自分だけ楽しく過ごせればいいというものではないですよね。そういった“当たり前”の気配りさえできれば、あとは思いきり楽しんでOK!

旅行気分を楽しむために、温泉やスキー場・海などなど、観光や遊びを重視して教習所を選ぶ人も多いですよ♪ 気配りを忘れずに、楽しい思い出をいっぱい作ってくださいね!

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