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大型二種免許!バスの運転手になりたい

「大型二種免許!バスの運転手になりたい」という方必見! みなさんから寄せられた疑問を徹底レクチャーします。

大型二種免許!バスの運転手になりたい

質問 「バスの運転手って、昔からの憧れなんだよね。子供の頃はとにかく大きいクルマを運転してみたかったけど、やっぱり地域に密着した仕事っていうところが魅力だよね。今度は自分が子供たちに憧れられちゃったりして♪ バスの運転をするにはどんな資格が必要になる?」

回答 「バスやトラックの運転には大型免許が必要ですが、さらに旅客運送の営業運転をする場合は二種免許も必要になります。大型二種免許を取得してくださいね。バスは子供からお年寄りまでが利用する、公共性の高い乗り物です。安全に気を配った上で丁寧な接客も求められる、大変ですがやりがいのある仕事。職種としての人気も高いので、ぜひ免許取得に挑戦してみてくださいね!」


平成19年6月2日からは乗車定員30人以上の大型バスを運転する際に必要な免許と定義され、 教習車両が更に大きいものとなり、よりしっかりした運転技術を身につけられるようになりました。

目次

大型二種免許で運転できる車・取得条件・費用

大型二種免許で運転できるのは、路線バス・観光バスなど。
乗車定員30人以上の営業用車両です。(※平成19年6月2日から大型二種免許の定義が変わりました)

免許を取ってバス会社に入社するのが一般的ですが、入社してすぐに「観光バスを運転します!」「高速バスに乗りたいです!」という希望がかなうわけではないようです。

各バス会社によっても異なりますが、何年かきっちり修行を積んで、より責任の重い運転を任されるようになるケースが多いようですよ。

取得条件

21歳以上で、大型、中型、普通、大特免許を現に受けている者に該当し、かつ、これらの免許のいずれかを受けていた期間が通算3年(政令で定めるものにあっては2年)以上経過していること。

視力・両眼で0.8以上、1眼でそれぞれ0.5以上であること、深視力・三棹法の奥行き知覚検査器により、2.5メートルの距離で3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下であること、聴力・10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること。

費用

教習所で大型二種免許の教習を受ける場合、料金は33万~45万円程度とかなり差があります。
これは、すでに大型免許を保持している場合や普通二種免許を保持している場合、普通免許しか持っていない場合などで教習プランがまったく違ってくるからなんですね。
また、通学・合宿でも料金は異なるので、大型二種を扱っている教習所にまずは問い合わせてみてください。

運転の特徴

トラックやタクシー、バスなどには緑ナンバーがついてますよね。
緑のナンバーは営業を許可されたクルマのしるし。
タクシー、バスを営業運転する場合は、二種免許がないと運転できません。

大型二種免許を取るにあたって、すでに大型免許を持ってトラックを運転している人は「同じ大型なんだから二種も楽勝!」と思うかもしれませんが、運転感覚はかなり違うようです。

バスをよく見てもらえればわかりますが、運転席より後方に前輪の位置があり、それだけでも今まで乗ってきたクルマとは感覚が違います。
また、とにかく大きい車両を操ることで、車幅や後方感覚に慣れるまでは大変! との話も。

大型二種は教習も試験車両もバスを使用します。
試験中にミラーを電柱にぶつけてしまったり、縁石に乗り上げたり、笑うに笑えない(?)失敗もたくさん経験するかも。

そして他のクルマと最も違うところは、『お客さんを安全に目的地まで運ぶこと』です!
お年寄りが転んじゃうような急ブレーキや急加速、乱暴な接客はご法度。
「営業用の免許を取っていること」を忘れずに、運転技術を磨いてくださいね。

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