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ハザードの使い方、意外とわかっていない!?
ハザードランプの意味
自動車やバイクを運転する際には免許取得する事が必須条件であり、各部品の名前を思えさせられます。
ハザードランプとは方向指示器を左右両方同じように点滅させるサインです。
免許を取得する際には路肩に一時的に駐車するとき、
後ろから来る自動車に対して注意喚起の意味で点滅させるものと習いました。
しかしそのハザードランプは実は他の使い方も普及しています。
慣例となっているものの一部ですが高速道路での渋滞の際に後続車に注意喚起の為に点滅させる、自分の行きたい方向に進む為に、後続車がわざとスピードを緩めてくれたり、入れてくれた時に感謝の意味で点滅させる、駐車場でバックで入れるときに後続車に知らせる為に点滅させる等です。
ですが、免許は取得したけど中々運転せず久し振りに運転する人や免許取得したばかりの人はこのサインの事を知らない場合が多いのでいきなりハザードランプを点滅されたら驚くでしょう。
暗黙のルール
免許取得する為に教本や講習で習ったルールは基本的なルールです。
安全な走行をする為にはもちろん厳守する必要があります。
ただし、ルールだけを守っていても交通事故に遭遇してしまう場合もあります。
実は運転者の中で暗黙のルールがあるのです。
大体の人は経験で学んで行く場合が多いでしょう。
住宅街や狭い所意外は10キロくらいオーバーして走行する、田舎に行けば行く程、法廷速度は最低速度になる、ハイビームをつけて走行している場合は対向車がきたらハイビームから普通のライトに切り替える、バスが出発する際の右ウインカーを出していたら譲る、信号待ちかな何かで停まる際に脇道等があったらその分は空けて停める、狭い道を通る際に相手が待って道を譲ってくれたときには軽くクラクションを鳴らして感謝の意を表す等です。
上記のハザードランプの使い方も暗黙のルールになってきています。
知っているのと知らないとでは無駄な事故や不快な経験をする可能性が大きく違います。
誰もが安全で快適な運転が出来るようにするには
基本的な事ですが一人一人がきちんとルールを守り、幅広い知識と経験を駆使する事です。
また運転マナーが悪い人を見つけても、相手にしない事が大切です。
逆に離れる方が安全です。
抜かしたい様なら道を譲り先に行ってもらう、
入りたいようなら十分入れるスペースをこちら側が確保してあげる方法を取りましょう。
マナーは本当に難しい物で長年乗ってるから良い、
運転を仕事にしているタクシードライバーはやバスの運転手は良いとは断言出来ません。
マナーは人に寄ります。逆に経験が仇となりこれくらいは大丈夫と無理な割り込みや車線変更、
煽りをするドライバーを見かけます。
その無理が接触事故の原因になったり引き金になったりしてしまうのです。
そして、運転マナーの悪い人は自分の非を認めない方が多いでしょう。
それは今まで平気だったという経験があるからです。
なので免許取得時に習ったルールを守り、
自分の知識と経験を駆使しみんなが快適と思えるような運転をまず自分から始める事が良いのではないでしょうか。