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教習所を決めるポイントとは?
教習所を決めるポイント(1) 場所
免許を取得するには、自動車教習所に通い、学科と実技の授業を受け課程を終えないと、
運転免許試験を受験する事ができません。
そのため一定期間教習所に通う必要があります。
期間は授業の進み具合によって個人差がありますが、教習所によっては入校期間が決まっているため、
事前に確認すると良いです。
また授業は毎回予約制となるため、事前予約が必要になります。
毎日通うわけではないけれど、生活スタイルに合わせて教習所の場所を決めると、予定が組み易くなります。
例えば大学に通いながら教習所に通うなら、大学近くを選ぶと、授業の兼ね合いもあるので、予定を入れやすくなります。
バイト先近くの教習所も同じで、バイトのシフトと合わせて考える事ができます。
また自宅近くも便利です。
大学の授業が無い時や、バイトの予定が入っていない時は、時間が空くと時間を持て余してしまいますが、
自宅近くの教習所なら自由に組み合わせができます。
教習所を決めるポイント(2) 料金
免許を取得しようと入校を決めたら料金を支払いますが、有料授業を受ける場合以外に料金が発生する事は無いので、
大きな支払いは入校時のみとなります。
しかし地域や場所によっては様々なサービスを行っている教習所もあります。
知り合いによる紹介サービスや、シーズン限定のサービス等、魅力的な料金サービスを提示している教習所もあるので、
料金が割引されるためお得です。
また同じ地域によっても、各教習所によって価格差はあります。
価格だけ見ると低料金に感じる場合もありますが、料金だけで決めずに、授業内容やサービス内容を熟読した上で決める事が大切です。
質の高いサービスを提供している教習所を見極めるには、授業を逃してしまったら補講はあるのか、実技の追加サービスは利用できるのか等の授業内容から、教習所で利用している車、教習所内は手入れが行き届いているか等まで、入校前に全体を見極め判断する事も大事になります。
教習所を決めるポイント(3) 教官
学科と実技を終えたら、公道を走りトレーニングします。
隣にはブレーキの上に足を置いた教官はいますが、ハンドルを持っているのは自分自身のため、
責任感ある行動が必要になります。
公道は教習所内と違い、危険箇所がたくさんあります。
その度に隣に乗っている教官が、注意を促してくれますが、中には何も指導しない人がいます。
運転初心者にとって、最初の指導はとても大切です。
最初に学んだ事が一生ついて回るので、間違っている部分は的確な指導を受ける事が必要なのです。
教官と生徒は常に一対一で乗ります。
一番近くで指導できる立場であり、気になる点や問題行動があれば、その点を修正しなくてはなりません。
もしそれを行わず、免許試験に合格し、運転免許証を取得してしまったとしたら、社会に出てからが大変です。
間違いを間違いと気付く事なく信じてしまっているので、修正方法を知らないからです。
免許を取得してからも安全運転するために、相性の良い教官との出会いが大切です。