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大切な運転免許証を無くしてしまうとどうなっちゃうの?

まずは警察に被害届けを出すこと

万が一運転免許証を失くしてしまったらどうすればいいのでしょうか。

まずは落ち着いて、よく探してみましょう。

家の中に落としている場合はまだいいのですが、外出中に紛失している場合は悪用される可能性があります。

警察署では何をするかというと、遺失届けを提出します。

遺失届けを出しておくことで、悪用を防ぐことができます。

遺失届けは提出するだけで控えはもらえません。

ただ、再発行の際に遺失物届けが提出されていないと発行手続きが出来ないので、
警察署の方から必ず遺失物届けが提出されることになっています。

また、遺失物届けを警察署に提出した後で、失くしたはずの運転免所証が見つかることもあります。

この場合、遺失届けを出したからといっても、免許証そのものが失効したり無効になったりすることはありません。

電話などで、「遺失届けを提出したけれどその後見つかった」と警察署に連絡しておきましょう。

運転免許証の再交付の手続きをとること

運転免許証を紛失し、遺失届けを出したら次は免許証の再交付の手続きをすることになります。

再交付は最寄の警察署や運転免許センターで受付けてもらえます。

必要なものは、身元を証明するためのもの(パスポートや健康保険証など)や顔写真、手数料、印鑑などです。

地域によって違いがありますが、警察署の場合は発行に数週間かかるケースが多いようです。

発行までの間は、免許証を所持していないということで、実質的には運転そのものはできないことになります。

ただし、免許センターで手続きをする場合は、即日交付してもらうことができます。

センターでは、午前や午後など手続きしてくれる時間帯が決まっていて、それ以外の時間帯では対応してくれません。

あらかじめお住まいの自治体のセンターの対応時間を調べてから行かれることをおすすめします。

手続きそのものにかかる時間は1時間前後が目安になるようです。

悪用されてしまった場合は、対抗処置をとること

失くしても再発行はしてもらえますが、失くしたことに長い間気がつかずに実際に悪用されてしまったら、
どうすればいいのでしょうか。

顔写真が付いていたり本人確認そのものが厳しくなっていますが、悪用の例が数多くあるのが現実です。

例えば、消費者金融機関などと契約してお金の借り入れをしたり、
商品の購入に使用したり、携帯電話の契約に使用したりなどのケースが考えられます。

万が一不正に利用されていても、事前に警察署で遺失物届けを出していれば、
失くした免許証を悪用されたことが証明され、不正に使用されたお金の支払い義務はなくなります。

しかし、届けを出す前に実際に悪用されてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。

この場合も、警察署や消費者センターなどに見に覚えのない請求があったことをしっかり相談するようにしましょう。

本人の意思ではない契約ということが証明されれば、被害を減らすことができます。

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