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飲んだら乗るな、飲酒運転の代償は大きいですよ
事故が起きてからわかる重大な犯罪性
お酒を飲んでクルマに乗るとき、免許を取るときに飲酒運連のことを知らされていても、殆どの人が大きな事故などになるはずがないとタカを括っているのですが、実際には正常な状態とまったく身体の状態も異なる状況に陥っていますから、事故を起こしてしまってはじめてこんなはずではなかったということに気づかされることになるのです。
しかし重大事故を起こしてしまってからではもはやどうすることも出来ません。
後悔先に立たずというのが、まさに飲酒運転によって引き起こされる重大事故なのです。
大きな事故をおこした運転手は異口同音にこんなことになるとは思わなかったということを口にしますが、そもそも飲酒をした段階でクルマに乗ろうとする、その行為自体が重大な犯罪性を帯びているということをもっとしっかり自覚すべきなのです。
飲酒運転が一発で免許取り消しになるだけの大きな問題であることを免許をもつ運転者自身が日常的に意識していることが極めて重要といえるのです。
まさに人生を棒に振る瞬間
ひとたび飲酒運転で重大事故を引きおきしてしまえば、あらゆる責任は運転者自身に降りかかってくることになります。
任意保険に入っているから大丈夫などと甘い考えをもっている運転者もありますが、重大な過失による事故では保険といえども免責約款に入る内容となりますから、まともな保障を得ることなどはできず、あらゆる損害賠償と刑事的な罪の償いは免許をもつ運転者自身にふりかかることになります。
つまりそこまで積み上げてきた人生はすべて崩壊すると考えるべき破滅的な状況がそこには待ち構えているのです。
こうした状況を思えば、とてもではないですが、飲酒をして車を運転するなどということはありえないことといえます。
もはや事故を起こす起こさないの問題ではなく、飲酒をしたらクルマに乗ることを考えること自体がまったくありえないことといえるのです。しかしなぜか多くの人がこの取り返しのつかない状況に足を踏み入れてしまうのです。
死ぬまで後悔する日々
事故後にいくら反省し、後悔してみても、もはや戻ってくるものは何もありません。
残された人生には何一つとして希望は残されず、事故を起こした一家も崩壊への道をひたすら歩むことになるのです。
どうしてこんなことになったのかと悔いてみても、もう取り戻せるものはないのです。
そのことを事前に理解していたなら、飲酒運転など絶対しないはずです。
しかし、事故を起こす前ならば、こうした事態に陥らないようにすることは可能です。
酒がやめられないなら免許はもはや返上し自分の免許では運転しないぐらいの覚悟を持つべきというほど飲酒運転は大きな問題なのです。
希望を失った人生ほど意味のないものもありません。
そのことをもっと多くの運転者が日常的に意識して生活していくことが必要なのです。
それほど飲酒運転は人生にとって大きなトラブルを引き起こす問題となるのです。
こうしたことを正確に理解できる人は飲酒運転など絶対しないはずです。