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気になる!違反したときの違反金
運転中、携帯電話を使用していて捕まった場合
免許証の点数は1点、反則金は6千円取られます。
また、携帯電話が原因で交通の危険を招いた場合は2点、反則金は普通車の場合9千円になります。
ゴールド免許だった場合、更新時の講習は「違反運転者講習」にはなりません。
違反運転者講習というのは、過去5年に軽微な違反を繰り返して、累積点数が6点に達した場合に受ける講習です。
なので、携帯電話1回の場合は、「一般運転者講習」になります。
また、これから何も違反しなかった場合、免許証の点数がいつ戻るのかというと、
その違反の前に2年間の無事故無違反の期間があれば、3か月間無事故無違反なら、免許証の点数は0点に戻ります。
しかしこのルールが適用されない方(2年間無事故無違反ではなかった方)は、
運転中に携帯電話をしていて捕まってから、1年間無事故無違反なら、点数は0点に戻ります。
点数が0点に戻るのには、無事故無違反の期間が問題であり、免許証の色は関係ありません。
交通違反反則金(青切符)を払わないとどうなるのか
まず、交通違反で捕まった時は、青切符と呼ばれる反則金と、
赤切符と呼ばれる罰金の2種類があることを知ってください。
反則金は行政処分であるのに対し、罰金は行政処分ではなく裁判行う刑事罰になります。
赤切符は、裁判を行う刑事罰なので、裁判で有罪と確定し罰金刑を命じられ、
罰金を納めることで終了する刑法違反になります。
裁判で有罪なので、赤切符の場合、厳密にいえば前科がつくことになります。
タイトルのように青切符を払わないでいると、督促の手紙とともに同じ内容の赤切符が送られてきます。
これは、反則金を納めないと、行政処分ではなくて検察に書類送検するということです。
ですから、青切符でも期限までに反則金を払わない場合には、赤切符と同じ扱いになり、
起訴して裁判ななるかが決まります。
ただ赤切符と違うところは、赤切符の場合ほぼ例外なく起訴されるのに対し、青切符は起訴されないことも結構あります。
駐車違反の反則金・取締り方法
駐車違反には、放置駐車違反と駐停車違反の2種類があります。
そしてそれぞれに、駐車違反をした場所によって、点数と反則金が定められています。
免許証につく点数は1点から3点までで、反則金は普通車の場合1万円から1万8千円、
大型車の場合なら1万2千円から2万5千円と定められています。
そもそも駐車違反の定義とは、「駐車してはいけないところに駐車すること」です。
なので、どこが駐車していけない場所なのかをまず押さえましょう。
標識のないところでも駐車禁止の場所が、数多く定められています。
標識があるところはもちろんですが、駐車禁止区域は、
「黄色い実線が引かれている場所」
「線路や踏切内」
「トンネル」
「坂の頂上付近」
「交差点の端から5メートル以内」
「横断歩道から5メートル以内」
「踏切から10メートル以内」
「安全地帯の左側とその前後10メートル以内」
「バス停留所の表示板から10メートル以内(運行時間中のみ)」となっています。
標識がなくても、立派な駐車違反になるということを覚えておきましょう。