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大型二輪免許

大型二輪免許の場合、排気量の制限なく二輪車を運転できるほか、小型特殊車の運転ができます。

目次

大型二輪免許の資格条件

視力
両目で0.7以上であり、かつ片目で0.3以上であること。
片目で0.3に満たない場合は、視野が左右150°以上であること。
(眼鏡、コンタクトレンズを使用可)
色彩識別
赤・青・黄色の3色が識別できること。
聴力
10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聴こえること(補聴器可)。
学力
普通の読み書きができ、その内容を理解できること。
運動能力
自動車の運転に支障を及ぼす身体障害がないこと。
身体に障害をお持ちの方は、事前に各都道府県の運転免許試験場(運転適性相談窓口)にて適性相談をお受けください。

大型二輪免許の年齢条件

満18歳以上。

大型二輪免許 その他の条件

以下の条件に該当する方は、運転免許を取得することはできません。

「法定で定められた病気(精神病・てんかん等)や中毒(アルコール・麻薬・覚せい剤等)にかかっている方」
「交通違反や事故などの行政処分を受け、欠格期間が終了していない方」

行政処分を受けた場合でも、欠格期間が終了していれば取得可能です。

指定自動車教習所に入校して、再度免許を取得する場合、「取消処分通知書」「運転免許経歴証明書」等の書類が必要となることがあります。
教習所の窓口に、必ずお問合せください。
書類が必要な場合は、各都道府県の自動車安全運転センターにて発行してもらうことができます。

大型二輪免許の規定時限数

MTおよびAT限定の区分があり、教習に必要とされる規定時限数が異なります。
※普通免許保有の方は、学科試験は免除

大型二輪免許の規定時限数
保有免許/教習車種 大型二輪 大型二輪AT限定
学科 技能 学科 技能
なし・原付 26 36 26 29
普通免許(AT含む) 1 31 1 24
普通二輪免許 / 12 / 9
小型二輪免許 / 20 / 17

(単位:時限)

大型二輪免許取得までの基本的な流れ

適性試験

まず入校前に、大型二輪の教習を受講する資格があるかどうか確認します。
視力や聴力などの検査になります。

また、運転に関する状況判断や行動の正確さなどを自覚していただく検査も行います。

第一段階

大型二輪の動かし方や基本操作を主に教習します。

二輪免許の教習では、路上教習はありません。
普通二輪の教習より、難易度の高い技術が要求されますのでしっかり練習しましょう!

学科教習ではドライバーとしての心構えや交通安全の基本知識などを学びます。
様々な交通状況に適した運転技術と知識を身につけましょう(※技能教習は1日2時限まで受講可能です)。

第二段階

二輪車教習に修了検定や仮免学科試験はありません。

第一段階の学科と技能が共に修了していれば、第二段階に進みます。
第二段階では、交通法規に従った走行および応用走行について教習します。
学科では、安全運転の知識および専門知識、応急救護について学びます(※技能教習は1日3時限まで受講可能です)。

技能卒業検定(卒検)

第一段階、第二段階での技能教習で学んだことを確認する、総合的な技能の最終卒業検定です。
これに合格すると、卒業証明書が交付され、教習所を卒業です。

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