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教習所へ!入校当日って何するの?
「教習所へ!入校当日って何するの?」という方必見! みなさんから寄せられた疑問を徹底レクチャーします。
「いよいよ運転免許を取りに行くぞ! 教習所は評判のいいところを選んだし、インターネットで申し込みもバッチリ。あとは指定された入校日に行けばいいんだけど、何を持っていくんだっけ…? 入校当日って、何をするの?」
「期待半分、緊張半分の入校当日ですね! 当日は、適性検査や教習に関しての説明、また合宿の場合は宿舎の案内などがあります。“これがなければ入校できない”というぐらい重要な、必ず持参しなくてはいけないものもありますのでお忘れなく!」
当日、持参するもの
教習所へ入校する前って、何を用意していっていいのかわかりませんよね。
特に、卒業まで2週間もかかる合宿プランだったらなおさらです。
持参するものについては教習所によって多少違いがあったり、それぞれ指示があると思うので、以下のものは「だいたいどこでも共通して必要だと考えられるもの」リストです。
参考にしてくださいね!
通学免許/合宿免許、車種共通
免許証をお持ちでない方は
- 本籍地記載の住民票
※発行日から“○ヶ月以内のもの”と有効期限の設定があります。
学校により期限が異なりますのでご注意ください! - 本人確認書類
※個人の健康保険証や住民基本台帳カード、パスポート等
免許証をお持ちの方は
- 運転免許証
※原付や小型特殊など、種類は何でも運転免許証を保持している人は必ずお持ちください。
万一、紛失しているという場合は必ず再交付を受けてから入校してください。
※ICカード免許証(本籍地の記載がない運転免許証)をお持ちの方は、「運転免許証」と「住民票」の両方とも必要になります。
その他、「証明写真」(※教習原簿に使用! 3分写真で撮ったものでOKですが、もし持参できなかった場合は、教習所内で撮るる教習所も多いです)、「印鑑」(認め印/シャチハタは不可)、「教習料金」(お支払いまだの場合はこの日に持参してください)。
必要な方は、メガネ・コンタクトレンズ等も忘れずにお持ちください。
合宿免許プラン 入校の場合
- 運転しやすい服装の用意。
女性は、スカートでの教習はできないのでご注意! - スニーカー等の運転しやすい靴。
サンダル、下駄、ハイヒール・厚底等では教習を受けられません。 - 健康保険証の写し(※あくまで自己管理用ですので提出の義務はありません)
その他、合宿中に必要になりそうな日用品はご自分で用意してくださいね。
ただし相部屋の場合は、同室の方の迷惑になりそうなものはご遠慮ください。
二輪免許プラン 入校の場合
- 長袖・長ズボン・手袋(軍手など)。
二輪教習は、夏でも長袖・長ズボンが必須です。
「ランニングとTシャツで過ごせばいいや♪」なんて思ってちゃダメですよ! - 用意している教習所も多いですが、できればヘルメット(フルフェイスのもの)を持参されることもオススメします。
入校当日の流れってどんな感じ?
教習所に到着!
「ここで教習するんだなぁ~」と思いながら実際にコースを走っているクルマを見たり、どんな人がいるんだろう?
と他の入校生をチェックしたり…ちょっと緊張しますよね。
受付カウンターで教材一式をもらったり、支払いがまだの人はここで済ませたり、入学申込書に記入したりします。
教材はテキストが何冊かあるので、全部手で(?)持ち帰るのは至難のワザ。大きめのバッグで出かければいいと思いますよ!
適性検査
改めて、入校時の適性検査を受けます。
適性検査には、視力・聴力・色覚などの検査と、運転性格や判断力を検査するテストがあります。
このうち運転性格判断テストは、質問に対して「はい」「いいえ」でどんどん答えていく形式ですが、これが意外と当たると評判! 自分の隠された性格までバッチリわかる…かも?
結果は後日渡されるのでじっくり読んで、今後の運転の参考にしてくださいね。
交通違反の経歴について
今までの交通違反について自己申告していただきます。
過去1年以内に何か違反があったかどうか・あるとしたら、その内容について聞かれます。
実際は違反があるのに、軽い気持ちで「違反? ないです」と、ごまかしてしまった場合。
教習所を卒業して免許センターなどに免許証の交付を受けに行った際、虚偽の申告をしていたことがその場でバレてしまいます。
場合によっては免許証の交付が受けられないなどの不都合が生じますので、自己申告は正確に!
運転免許の交付が受けられない“欠格期間”など、違反にまつわる免許の取り消し・拒否についてはコチラを読んでみてください。
免許の停止って何!?
教習について・学校や宿舎についての説明
予約の取り方や、どのような教習の進み方をするか、また合宿の場合は宿舎の説明などを受けます。
何か疑問があったらこのときにどんどん聞いてくださいね。
いよいよ教習開始 先行学科
教習は、入校したその日からスタートできます。
ですが、先行学科と呼ばれる教習(学科1)が終わらないと、他のどの教習も受けることはできません。
教習所では、この先行学科が予定されている日(毎週○曜日の○時間目など)に、入校日を合わせていることが多いです。
入校手続きと先行学科を同じ日に受けてしまえば、あとは自由に時間割を組めますよ。
都合に合わせて予約を取り、自分のペースで教習を進めていってくださいね!
※先行学科(学科1)のない日に入校した場合、あらためて他の日に先行学科を受けてから教習を進めていく必要があります。
合宿での入校の場合は、完璧にスケジューリングされた予定表が渡されますので、自分で予約を取ったりする必要はありません。
スケジュールに沿った時間割が一番効率がいいので「空き時間を過ごしているうち、うっかり次の教習時間を忘れちゃった!」なんてことのないよう気をつけてください。
では、教習項目のうち何よりも優先される先行学科(学科1)とはどういうものか、見てみましょう。
学科教習1「運転者の心得」
- くるま社会人としてのモラルと責任
- 交通法令の遵守
- 運転に必要な準備
教習の一番最初の学科がこれです。
主に、運転と社会のかかわりについて説明します。
特に、気配りの必要性・運転を行う場合の心構えと、準備の必要性を理解してもらいます。
これは「自動車を道路上で運転するのに必要な基本的知識」の中でも、基本中の基本! まずこの知識を理解してから、その後の教習に進むことが許可されます。
この学科教習1は、これから長いドライバーズライフを送るための第一歩。
しっかり学んで、教習を進めていってくださいね!