高校生の原付講習2008

自動車免許はどっちを取る?

9月22日、恒例となりました高校生の原付講習会が今年も千葉県君津市のかずさ自動車教習所で開催されました。

今回は残念ながら秋の晴天に恵まれず、冷たい雨が降る中での講習となりました。

雨天の場合は映像を見ながらの講習を予定していましたが、千葉県立君津青葉高校の熱心な先生の強い要望により、雨天決行となりました!

生徒さんと一緒に雨に濡れ…
水も滴るいい男といい女になって(笑)講習開始です

原付講習について

千葉県立君津青葉高校には、電車やバスなどの交通の便があまり良くない地域に住んでいるなどの理由から、通学のために許可を得て原付バイクで通学する生徒さんがいます。

この講習会は「バイク免許の許可を与えるなら安全運転の訓練を行うべき」という学校の方針で、2005年から年に一度行っているもの。交通事故防止のため、在学中のバイク免許取得は禁止という学校も多い中、こうした講習会を積極的に開催する高校はまだまだ少数です。ぜひ今後も続けていっていただきたいですね!

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講習会開始!

今回の講習会は10名の生徒さんが参加しました。
当所は20名くらいの参加を予定していたのですが、生憎の雨で原付で登校しなかった生徒さんが多かったようです。
やっぱり雨の日の運転は抵抗があるのかも?
せっかくなので、滑りやすかったり暗くて見通しが悪い天候での講習、しっかり身に付けましょう!

さて、今回も指導員の方々がいろいろなトラップを作った(?)原付講習オリジナルコースを使います。
教習車両で道を塞いだりしてコースを大きく使い、まさに貸し切り状態!

  • スラローム・一本橋
  • 立体障害物・クランク
  • 見通しの悪い交差点の通過
  • 踏切の通過
  • 大型バスの死角体験

まずは自由にコースを走ってもらい、その後指導員がお手本に走行します。
更に、要所に指導員が待機してアドバイスしてくれます!

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踏切の通過

はじめに踏切の通過。もちろん教習コースなので電車が来ることはありませんが、一時停止して左右の安全確認が重要です。

視界に入らないからといって、そのまま通過しては危険ですよ!

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クランク⇒見通しの悪い交差点の通過⇒立体障害物

踏切を抜けると、ハンドル操作が難しい(?)クランクの通過、そして見通しの悪い交差点へ向かいます。

教習所内とはいえ、信号機があるんです。必ず信号を確認しましょう。
交差点を右折し、立体障害物へ。ポールを狭い間隔で並べ、その間を通り抜ける訓練です。
ポールの幅はそれほど狭くなないのですが、圧迫感で実際より狭く感じられるようです。

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スラローム⇒一本橋

普段は運転していても、スラロームを経験することは滅多にないと思います。
立体障害物同様、圧迫感を感じてしまうようです。

でも皆さん、パイロンの間を上手に走り抜けていました。
続いて一本橋ですが、こちらは途中で落ちてしまう人も。
雨で若干滑るのが原因の1つかもしれませんが、うまくバランスを取れていなかったり目線が近いのが原因のようです。

大型バスの死角体験

同じコースを何週も走ると、かなり完璧なハンドル捌きとなってきました♪
最後に大型バスの死角体験をします。

まずは全員バスに乗って、乗客気分。
バスの後ろに設置されたバイクに1人ずつまたがり、バスの横を走り抜ける場合の視界と距離感を確認します。
この時、前方から右折車両が来ていてもバスの死角になって見えません。
同様に右折車両からも自分のバイクが見えていません。
バスが右折車両に道を譲っても、自分が死角になっているまま直進したら確実に衝突してしまいます。

次に、バスの運転席に乗ってそこからの視界とサイドミラーを確認します。
バスのすぐ後ろにバイクがいても、サイドミラーに映らない場合があります。
バイクの存在に気づかず、右折車両に道を譲ったら・・・やはりバイクと右折車両は衝突してしまいます。
バイクを運転している時、特に大型車両を追い越す場合は自分が死角になっていることを十分に理解しましょう。

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